自宅で洗えて管理が楽ちんな化繊(ポリエステル)の着物。技術の向上に伴い、様々な高性能繊維の化繊の着物がどんどん登場していますね。パッと見、正絹と見間違うものもあるぐらいです。
この記事では、そんな化繊の着物の買取情報を紹介していきます。
化繊の着物の買取価格はいくら?
化繊の着物は、そもそも着物買取業者では買取してもらえないことが多い着物になります。というのは、流通価格が安いんですよね。極端な例を出すと、新品価格で1,980円の化繊の着物があるぐらいです(品質はそれ相応です)。
ブランドものやシルック、セオαなどの化繊の着物は、まれに値段がつく場合がありますが、それでも『数百円~』といったように、あまり買取価格が期待できない着物になります。
化繊の着物の品質は年々向上している
ちなみに、高価買取されないからといって、化繊の着物の全部が全部ものが悪いわけではありませんよ。正絹の着物に比べて量産がしやすく、ただ単に安く流通しているから買取されにくいというだけなんですよね。
化繊の着物の品質は年々向上しています。一昔前のものとは雲泥の差があるといっても過言ありません。
着物業界自体が長年停滞している中、化繊の着物は「より安く、よりいいものを」というふうに着実に進化していってるんですよね。(洋服の生地としても使われているというのもあります)
伝統と最新の技術が融合しているのが化繊の着物です。個人的な見解になりますが、着物が伝統文化としてではなくファッションとして今後も生き残るには化繊の着物を業界がどう活かすかが重要なカギを握っていると思っています。
「ポリなんて…」「正絹の礼装の着物だけ売れればいい」とか言って全く活かす気がない業界関係者の方が多い気がしますが、ユーザー、つまり着物を頻繁に着る方にはけっこう受け入れられてよく流通している着物になります。
化繊の着物を売りたいならヤフオクやメルカリ
上で書いたように、化繊の着物は着物買取業者に売れないことがほとんどです。しかし、需要はあるんですよね。
新品でも十分安く手に入るので、中古の化繊の着物はなかなか高くは売れにくいんですが、なんとかして化繊の着物を売りたい!欲を言えば高く!って方はヤフオクやメルカリなどを活用して個人に直接売ってみるのもありですよ。
ただ、業者に買取してもらうより手間がかかる、また、トラブルも発生しやすいということを頭に入れておいてくださいね。
化繊の着物か判別できないときは買取業者に依頼しよう
着物には素材のタグがついていない(反物の端には表示していますが端切れを紛失していることも多い)ので、化繊の着物の中には、詳しい人でないと化繊かどうか判別できないものがあります。
身近に着物に詳しい人もいない…。
そんなときどうすれば?というと、積極的に着物買取業者を活用しましょう。
おすすめは業界大手の『スピード買取.jp』です。
スピード買取.jpでは化繊の着物の買取はしていませんが、化繊の着物かどうか区別がつかないから査定してほしいという依頼もできるんですよね。もちろん査定は無料です。誤解が多いんですが査定=必ず買取ではありませんよ。
⇒ 着物の買い取りならスピード買取.jp
化繊の着物の買取情報まとめ
以上、化繊の着物の買取情報についてでした。
手持ちの化繊の着物を買取してもらいたいと検討中の方の参考になればと思います。