静岡県浜松市で生産されている織物です。玉繭から紡いだ貴重な糸と、普通の糸とを一緒に紡ぐためにできる太さのムラが特徴です。

浜松市には、「ざざんざの松」と呼ばれる有名な松があり、それにちなんで「颯々織(ざざんざおり)」と名付けられました。室町幕府の第6代将軍である足利義教が、その松の下で宴を催していた時に、「浜松の音は颯々」と詠んだことから、「ざざんざの松」と呼ばれるようになったといわれています。

颯々織は昭和初期に、遠州木綿の織屋である平松実により、創作され、その後、様々な賞を受賞するなど、目覚しい発展を遂げていきました。

現在、着物のほか、洋服地やネクタイなども生産されています。