新潟県小千谷地方周辺で生産されている麻縮です。色柄が豊富で地風が爽やかなことと、シボとよばれる布面の波状の凸凹が特徴です。夏の気軽な外出着として人気です。

江戸初期に、現在の兵庫県明石市周辺のあたる明石藩の藩士だった堀次郎将俊が、浪人として小千谷地方に身を寄せました。そして、明石縮の技法を越後上布に応用し、改良を加えて完成させたといわれています。当時は、越後縮と呼ばれていました。

その後、小千谷縮は夏の織物として日本中に広がっていきました。

堀次郎将俊の功績を称え、小千谷市に明石堂が建てられています。現在、小千谷縮の職人は年々少なくなってきています。