栃木県真岡市付近で生産されていた白木綿の織物です。結城紬の影響をうけ、綿を手紡ぎ、手織したので、繊細で絹のような地合いの織物だったといわれています。

江戸時代、真岡木綿は盛んに生産されており、最盛期には、木綿といえば真岡木綿といわれるほど絶大な人気を誇り、有名だったそうです。

明治時代に入ると、開国による輸入綿糸におされて、次第に衰退し、第二次世界大戦後には生産が途絶えました。その後、真岡木綿をもう一度復活させようと、昭和末頃に保存振興会が設立されました。

現在、かつての技術を踏まえながら技術伝承の活動が行われています。2008年には、機織体験や製品づくりの見学などができる真岡木綿会館がオープンしました。